富貴蘭 フウキラン

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富貴蘭 フウキランについて
世の中にはたくさんの種類の花があります。その中で、富貴蘭という花を紹介します。この富貴蘭の由来ですが、野性蘭の中に分類される、フウランという蘭の変異品種というところからきています。このフウランというのは、日本で自生する蘭なのです。日本の中でも、関西よりも西にある常緑樹に着生するという蘭のことです。フウランは風を好むことから、“風蘭(フウラン)”という名になったとの話があります。このフウランの変異品種である富貴蘭は、洋蘭のバンダという蘭の仲間とされています。ここではバンダという蘭を比較に出しました...
富貴蘭とフウキランの違い
富貴蘭とは、野性蘭であるフウキランの変異品種として有名な花なのですが、細かくは、どのような違いがあるのでしょうか。富貴蘭とは、フウキランの変異個体のうち特に優れた葉の斑模様、つまり“葉芸”を持っていて、特別に「日本富貴蘭会」に登録されたものを富貴蘭と呼んでいるのです。この富貴蘭の歴史は古く、さかのぼること江戸時代、このときの11代将軍徳川家斎が愛好した蘭とされています。この徳川家斎が愛好したことによって、一大ブームが巻き起こり、大名行列の籠の中にフウキランの鉢をぶらさげて、香りを楽しんだお殿様の...
変異品種である、富貴蘭について
ここでは、野性蘭である“フウラン”の変異品種である、富貴蘭についてご紹介したいと思います。このフウランの変異品種【富貴蘭】は、江戸時代に11代将軍徳川家斎がこよなく愛したとされる蘭として、有名な花なのです。この富貴蘭は、このようなお殿様と呼ばれるようなお金持ちのような人しか愛好できないほどの高価な蘭でした。そのことから“富貴な人”が愛好する蘭というイメージになっているわけです。みなさんも知ってのとおり、現代では、“蘭は高価”というイメージはここからきているのです。なぜか蘭という花は高価であるとい...
富貴蘭の元となったフウキランについて
富貴蘭とは、野生蘭であるフウキランの変異品種のことです。富貴蘭のもととなったフウキランについてご紹介したいと思います。フウキランとは単子葉植物ラン科に属している木に着生する常緑多年草です。茎は短く直立していて隙間なく葉をつけます。この葉は細くて硬く先端の方がとがった形をしていますが断面が三角になるほど厚くて鎌形で互生します。このフウキランは夏に花茎を出します。花の色は白く数個の花をつけます。その花びらは、萼片が3枚で、花弁が2枚という構造になっています。距は彎曲していて花柄と同じくらいの長さがあ...