紅系の富貴蘭
多くの種類の品種を持つ富貴蘭ですが
どのような品種があるのかみなさんはご存知でしょうか。
有名なところでは、「富貴殿」や「満月」や「紅扇」
などがあげられます。
ほかにもまだまだたくさんの種類があります。
「富貴殿」や「満月」は、ゆるやかな葉がとても風情がありますよね。
一方、「紅扇」のように、紅と名のつく品種は葉や花などが紅色をしているもので
可愛らしいという印象を受けます。
「紅扇」の葉には、スーッと紅が通りとても鮮やかです。
この紅をキレイに出すには直射に近い陽を当てるということ。
そして、その後には寒さに合うと例外もありますが
キレイな紅が冴えてくるとされています。試してみてくださいね。
富貴蘭は古くは江戸時代中期頃から愛好されてきた植物ですが
その頃にはどのような品種のものが人々には愛好されていたのでしょうね。
当時の11代将軍徳川家斎がこよなく愛したとされる富貴蘭ですが
今も昔も変わらない、どんな品種でも美しい富貴蘭だからこそ
こんなにも長いときを経ても愛され続ける秘訣なんですね。
一般的な風貌の富貴蘭も紅のキレイに通った富貴蘭も
どれも素晴らしいものばかりです。